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2005年6月29日 (水)

6/29の傍観車

 今日はクルマのインパネ(計器盤・インストゥルメントパネル)について書いてみようと思います。

 トヨタはここ7年くらい、センターメーターレイアウトに熱心ですよね。これは古くは英国のミニなどにも見られたもので、トヨタがやる直前にはイタリアのアウトビアンキなども採用していたと思います。
 かくなる私も、このメーターの斬新さに惹かれ、ビスタ・アルデオに乗っていたことがあります。メーカーでは、視点の移動量が少なく、安全にも寄与すると宣伝していたようですが、実際所有してみた感じでは、普通のメーターとそう変わりはなかったというのが正直な感想です。
 それよりビスタで画期的だったのは、液晶ディスプレイをメーターに使うことで、マルチファンクショナルな表示を実現していた点でしょう。今でこそBMWやメルセデスなどでも採用していますが、おそらくビスタはその先駆的な存在だったと思うのです。あの頃はまだカーナビもCDしかなく、今から思うと機能的には稚拙なものでしたが、これを今の技術でリトライすれば、かなり面白いものが出来ると思うのです。ところが最近トヨタは守りに入っているのか、なかなか斬新な提案をしてきませんよね。

 そんな中、最近の注目株はホンダでしょう。オデッセイから始まって、エリシオン、ステップワゴンと、主にミニバン系のクルマに採用している、左右いっぱいに広がるデジタルメーターの意匠は、なかなかのものだと思います。
 人によってはこのようなデザインを「ギミック」といって敬遠する向きもあるようですが、私は歓迎しますね。クルマは生活に密着した道具のようなものであるべきですが、かといって、そう杓子定規にクソ真面目である必要もないのではないでしょうか。遊びとかワクワク感くらいあったほうがいいですよ。

 世の中何もかも縮こまって、安全パイばかりが氾濫するのは健全ではありません。せめてクルマくらい、楽しくて夢があるようなものを提供してもらいたいもんですよね。

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