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2005年10月26日 (水)

10/26の傍観車

 アバンギャルドなクルマ作りをするメーカーは少なくても、オーソドキシーを得意とするメーカーは多いですね。

 そして、その筆頭は、いうまでもなくトヨタ自動車ということになるでしょう。創業以来、剛直なまでに基本技術を磨き上げ、「カイゼン」の積み重ねで、「世界一故障の少ない=信頼性の高い」クルマを大量生産することに成功したこの歴史的事実に誰も異論はないはずです。
 また、トヨタは信念の会社でもあります。時代がバブルに踊ろうが不況に喘ごうが、決して本業を疎かにしたことはなく、ただひたすらにオーソドックスなクルマを作り続けてきたのです。

 そんなメーカーに向かって、私如きが「デザインが凡庸」だの「つまらないクルマ」だのと書き立てるのは、まったくおこがましいことですが、尊敬しているからこそ、言わずにはいられないわけです。

 また、この偉大なメーカーが今、大きな転換点に立っています。「オーソドキシーの先にあるもの」としてトヨタは「プレミアム」を標榜しました。いうまでもなく、レクサスの国内展開がそれです。

 単なるクルマ好きとしては大いに興味があるものの、デザイン・スタイリングを批評する立場としては「好み」から外れてしまいかねません。
 そこで、プレミアムカーというと対象顧客の性質上、どうしても保守的デザインになりがちなのですが、この分野に後から参入したトヨタには、是非、「アバンギャルドなプレミアムカー」という新ジャンルを模索してもらいたいと思うんです。

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