10/31の傍観車
先日フルモデルチェンジしたトヨタ車、カローラとオーリスのプラットフォームについて、いろんな情報が飛び交っているようですね。
この2台は同一のパワートレーンを用いるため、基本プラットフォームも共用しているという説がある一方、カローラは前作ニューセンチュリーバリュープラットフォームのキャリーオーバー、オーリスはエスティマやRAV-4が用いるMCプラットフォームを使っているという話も聞きます。
確かに私が試乗した感じでも、この2台は全くの別物という印象でしたから、後者の説の方が当たっているのかもしれません。(先日の気まぐれ試乗ログ・nanoに色々書いてしまったので、困っちゃいますね)
ただ、一つ言えることは、プラットフォームの概念も随分変わってきているということです。特に、この分野でも最先端を走るトヨタでは、基本シャーシ、サスペンション、パワートレーンそれぞれがフレキシブルに組み合わせ可能で、そのクルマに合った「プラットフォーム」をきめ細かく設定できるようになっているんだとのこと。ですから、一概に「このクルマはこのプラットフォームで・・・・」という風には断定できないわけです。また、この「フュージョンプラットフォーム」は画期的なコストダウン実現にも寄与しているのが、いかにもトヨタらしいところですね。
ちなみに、近くトヨタ店&トヨペット店から発売される「ブレード」というクルマはオーリスの完全双子車ですが、よりプレミアム・ラグジュアリー路線で、搭載エンジンは2.4リッター直4(1.8リッターもあるとかないとか)だとのこと。更には来年、3.5リッターV6が追加になるという話まで出ており、そうなると、もうプラットフォーム云々でクルマを括るのは意味がないのかもしれません。
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