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2021年7月31日 (土)

7/31の傍観車

 昨日の続き。

 シトロエンが先駆けたもの…、その二つ目が言わずと知れたハイドロニューマチックサスペンションです。

 昨日書いたトラクシオン・アヴァンは1934年から1957年までの実に24年間にもわたって生産販売されましたが、1955年にはその後継車であるDSがデビューします。パリ・サロンでのお披露目初日一日で1万2000件もの予約が入ったという逸話が残っていますが、それも当然といえるような革新的なクルマでした。後のポルシェ911を彷彿させる未来的な流線型の空力ボディー、ピラーレス4ドアハードトップ構造、そして決定的だったのが窒素タンクとオイルポンプによる革新的なサスペンションシステムとこれに統合されるステアリング、ブレーキ、ギアシフトなどのシステムでした。

 このハイドロニューマチックサスペンションは、後に数々のモデルに搭載され、最終的に2017年まで生産され続けましたが、その間、定常的にこれを採用し追従するメーカーは現れませんでした。やはり、その特異すぎるコンセプトと複雑な構造によるものだと今になっては思いますね。

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2021年7月30日 (金)

7/30の傍観車

 DSやSMを生み出したシトロエンというメーカー。色々なもののパイオニアといえるんですよね。

 まず、1934年に登場した7CVというクルマは、時代に先んじて前輪駆動方式とモノコックボディーを採用しており、通称、トラクシオン・アヴァン(フランス語で前輪駆動の意)と呼ばれていますよね。ちなみに、当時はまだ、自動車のボディといえば、車台の上に客室部分を乗っけた腰高な
馬車のカーゴを彷彿させるものが多かったのですが、このトラクシオン・アヴァンのシルエットは、今のスポーティークーペのように背が低くスタイリッシュで、瞬く間に大人気となったのです。フランス映画でジャン・ギャバン演じるギャングがこれに乗っていたりしたのが印象的です。

 また、駆動・舵取り部分が前方に集中しているため、これを独立させ、ボディー後部を付け替えることで、色々なクルマを生み出すことに成功し、今でもキッチンカーとして人気のH(アッシュ)トラックなんかが生まれました。

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2021年7月29日 (木)

7/29の傍観車

 SMのようなクルマ…、天邪鬼な私のような人間にとってはまさに神のような存在ですが、あくまでクルマは日常の道具に過ぎないと考える人にとっては、理解不能な無用の長物と映るかもしれませんね。

 でも、そのスタイリングだけは、発表から50年を過ぎた今でも新鮮さを保ったままであり、異彩を放ちつづけているのは立派としか言いようがありません。

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2021年7月28日 (水)

7/28の傍観車

 シトロエンSMについて少し。

 このクルマ、1970年にDSの2ドア高性能クーペ版として、そのころ提携関係にあったマセラーティのV6DOHCエンジン(2.7、3.0リッター)を積んで登場したものです。また、前輪駆動車で初めて最高時速200kmをオーバーしたことでも知られています。

 スタイリングも当時としては超未来的なもので、いわゆるスーパーカー的な存在だったんだと思います。

 独自のハイドロニューマチックサスペンションがもたらすクルーザーのようなゆったりした乗り心地のまま、時速200kmに達する様は、当時のユーザーにとって、まさに異次元の体験だったに違いありません。

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2021年7月27日 (火)

7/27の傍観車

 中古カーショップの店頭に停まっているシトロエンSMを見かけました。

 オリーブ色のメタリックというような最近見かけることの無い色のそれは、コンディションも良さそうで、どういう経歴のクルマなのだろうと興味を持ちましたね。

 ただ、出かける途中で急いでいたため、そのまま通り過ぎてしまい、それっきりになってしまったのが残念でなりません。

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2021年7月26日 (月)

7/26の傍観車

 水素ガスの安全性について。

 昔、これを浮遊用に充填した大型飛行客船、ヒンデンブルク号が爆発事故を起こしたという話を聞いた人は多いでしょう。

 かくいう私も、子供の頃、色々な書物でこの話を読んだ記憶があります。また、これによって、世の中には「水素は爆発するから危険」という認識が定着してしまったのも事実です。

 そんなことから、水素を避ける風潮が長らく続いていましたが、現代のテクノロジーはそれを克服すべく様々な工夫を凝らし、トヨタ・ミライにも一定の安全性を担保した形で高圧水素タンクが搭載されてします。

 ちなみに、万が一、家屋の火災などに巻き込まれて炎に包まれてしまった場合でも、タンクが高温状態になると取り付けた溶栓弁と呼ばれるバルブから水素を逃がすように設計されており、タンク自体が爆発するのを防ぐようになっているということです。

 

 

 

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2021年7月25日 (日)

7/25の傍観車

 FCVは正直、足踏み状態ですが、BEV(バッテリー式電気自動車)はここ数年で急激に普及が進み、世界的に見ても次世代自動車の主流となりそうな勢いですね。

 ただ現状では、バッテリーへの充電時間がFCVに比べると格段に長く掛かり、その割には航続距離が短いというウィークポイントは解消されぬままという問題があります。

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2021年7月24日 (土)

7/24の傍観車

 ミライはFCV(燃料電池車)ですが、その燃料は水素ガスで、これを高圧にしてタンクに貯めます。

 ちなみに満タンでの航続距離は、初代で650km、現行2代目で850kmということですから、既存の化石燃料車を上回ることになりますよね。

 そうなると問題は、やはり、水素ステーションのインフラ整備ということになるでしょう。

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2021年7月23日 (金)

7/23の傍観車

 紺色の初代トヨタ・ミライを見かけました。

 昨年末に登場した現行2代目モデルに比べると、ずんぐりむっくりした印象のスタイリングですが、先進性を感じさせるという点では、こちらの方が上かも知れません。

 これはトヨタも十分承知の上で、デザイナーは、現行モデルには、FCVという特別さではなく、他の乗用車と同一線上でスタイリングの魅力を比較してほしいという狙いがあったということです。

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2021年7月22日 (木)

7/22の傍観車

 今や猫も杓子も状態のSUV市場。

 そんな中でも、ジープは特別な存在といえるといえるのではないでしょうか。特に日本では、私たちより上の世代において、戦後、進駐軍が乗っていたジープは、タフなクルマの代名詞として脳裏に焼き付いているといいます。

 その後、三菱がノックダウン生産を長く続けたことで、フォルクスワーゲン・ビートルとともに永遠のアイコンとして認知されるに至ったわけです。

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2021年7月21日 (水)

7/21の傍観車

 ジープ・パトリオットは、日本でも馴染み深かった2代目チェロキー(XJ型)を彷彿させるプリミティブなスタイリングで、私は好きでしたね。

 最近は、クロスオーバーについても、乗用車ライクなスタイリングより、昔ながらのクロカンを思わせる武骨なデザインを好む傾向が強くなってきました。例えば、現行トヨタ・RAV4なんかがそうです。

 そんな意味では、妙に小洒落ていないパトリオットは、今でこそ価値があるデザインではないかと思うんですが…

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2021年7月20日 (火)

7/20の傍観車

 白いジープ・パトリオットを見かけました。

 いかにもジープらしい四角くごつい意匠と洗練された都会的なテイストがうまくバランスされたグッドデザインだと思います。

 ちなみにこのモデル、2017年には同クラスのコンパスに吸収されてしまい、たった一代で消滅してしまいましたね。

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2021年7月19日 (月)

7/19の傍観車

 後席ヒンジドアの軽スーパーハイトワゴン。もう一台がホンダ・N-BOX SLASH(2020年2月販売終了)です。

 厳密には、このクルマ、全高が1670~1685mmですから、スーパーハイトとは言えないのかもしれませんが、N-BOXがベースということで、一応この括りに入れたいと思います。

 ちなみに、このクルマもタントエグゼ同様、プレミアム志向なんですが、こちらは軽のラグジュアリークーペを目指したということです。クラブのような凝ったオーディオシステムや、アメリカンダイナーをモチーフにしたインテリアなど、エッジが効いたコンセプトで、ホンダイズムの真骨頂といえるようなモデルでしたね。

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2021年7月18日 (日)

7/18の傍観車

 後席ヒンジドアのスーパーハイトワゴン。

 かつて販売されていたダイハツ・タントエグゼもそうでしたね。これは2代目タントの派生モデルというとらえ方も出来ますが、豊かな空間を生かした「軽のプレミアムカー」を目指したという点では、違うコンセプトを持った全く別のクルマということが出来るでしょう。

 タントより格段に座り心地の良い後席シートには、やはりヒンジドアが似合います。

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2021年7月17日 (土)

7/17の傍観車

 シルバーの初代ダイハツ・タントを見かけました。

 初代の後席はスライドドアではなかったんですね。通常のセダンと同じくヒンジドアのそれは今の目で見ると何だか新鮮です。

 スタイリングも、角をラウンドさせたシンプルモダンなテイストで知的な雰囲気も漂います。

 これは、最近の押し出し感満載なカスタム系モデルより好感が持てるなあ…なんて思ってしまいましたね。

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2021年7月16日 (金)

7/16の傍観車

 フランス車の魅力。

 柔らかくしなやかな乗り心地だとか、エレガントなスタイリングとか、色々といわれていますが、個人的に一番思うのは「違う」魅力があるということではないでしょうか。

 言葉にするのは難しいんですが、国産車はもとより、ドイツ車ともアメリカ車とも、イタリア車、英国車、北欧車とも違う唯我独尊的な魅力なんですよね。

 しいて言えば、天邪鬼な人が好むようなクルマということでしょうか。

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2021年7月15日 (木)

7/15の傍観車

 プジョーにおける現在最新のデザイントレンドを実現しているのが、現行2代目208ではないでしょうか。

 ヘッドランプとその両端から垂直に下へと伸びるLEDポジションランプが新世代プジョーのデザイントレンドなのでしょう。これは、先に発表された現行2代目508から採用され始め、おそらく今後発表される各モデルもこのモチーフを摂ることになるものと思われます。

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2021年7月14日 (水)

7/14の傍観車

 プジョーのSUVラインナップ。

 5008の下には3008というモデルがあり、これまたナイススタイリングなんですよね。

 適度にアグレッシブながら、基本的には5008と同じく、端正なラインを保っています。

 同じグループのシトロエンとはまた違う、独特のステイタスを持つところが、このプジョーというメーカーの強みだと思いますね。

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2021年7月13日 (火)

7/13の傍観車

 グレーメタリックのプジョー5008を見かけました。

 端正で上品なスタイリングは、最近のプジョーのトレンドといっても良いでしょう。SUVなのにフォーマルなイメージも感じさせますね。

 個人的に好みなのは、リアコンビネーションまわりのデザイン処理です。

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2021年7月12日 (月)

7/12の傍観車

 1975年に登場したマツダ・コスモAP。

 当時は、オイルショック後で、クルマの公害が声高に叫ばれており、世の中からスポーツカーが消えかかっていた時代でした。そんな中、公害対策(アンチ・ボリューション)の頭文字APを冠したネーミングでデビューしたスポーティーなラグジュアリークーペは、世の中に本当に新鮮な印象を与えたと記憶しています。また、後に隆盛を極める「ラグジュアリーカー」の走り的存在であったことも興味深いですよね。

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2021年7月11日 (日)

7/11の傍観車

 マツダのクルマについて色々書いてきましたが、個人的に一番印象に残っている過去のクルマといえば、2代目コスモAPです。

 私が小学生の頃、学校帰りに近くの家に停まっていたこの赤いコスモAPを羨望の眼差しで見つめていたことを、つい昨日のように覚えています。特に独特な形状のサイドウインドウが印象的でしたね。

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2021年7月10日 (土)

7/10の傍観車

 マツダMX-30の魅力の一つが、エフォートレスをコンセプトとしていることでしょう。

 これは、マツダの共通デザインテーマである「魂動」からは、ちょっと外れているような気もしますが、逆にマツダ流解釈のエフォートレスは、これだという強いオリジナリティーを感じることも出来ます。

 いずれにせよ、他のどのメーカーも出来ないデザインであることは間違いないでしょう。

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2021年7月 9日 (金)

7/9の傍観車

 マツダといえば、最近は、時流に乗ったSUVのラインナップも豊富ですよね。

 中でも個人的に気になっているのが、比較的コンパクトなサイズに昨年追加されたMX-30です。マツダは、Mazda 2ベースのSUVだけでも、CX-3、CX-30、MX-30と3車種もあるのですが、これは、このクラスのSUVが、それだけ需要があることの裏返しであるに違いありません。

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2021年7月 8日 (木)

7/8の傍観車

 ガンメタリックのマツダ・ロードスターRFを見かけました。

 現行4代目で初めて追加されたクーペ(RF=リトラクタブルファストバック)ですが、このクルマを見る度思うのは、ボディーの下屋は変えず、ハードトップを乗せただけで、何故こんなにも印象が変わるのかということです。

 ロードスターの印象は、モダンでアグレッシブ。RFの印象は、クラシカルでエレガントと、真逆に感じます。

 そして、どちらも世界的レベルのグッドデザインであることが、近年のマツダの実力を象徴していると思うのです。

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2021年7月 7日 (水)

7/7の傍観車

 斬新なカラーリングという点では、以前、取り上げたシトロエンC3のものが断トツNo.1だと思っていましたが、ヤリスは、それに匹敵するものだと思いますね。

 ちなみに、昨日見かけた個体のカラーリングは、ホワイト×センシュアルレッドマイカというものでしたが、現行ヤリスにはこれ以外にも、ホワイト×ブラック、ブラック×シアンメタリック、ブラック×アバンギャルドブロンズメタリック、ブラック×コーラルクリスタルシャイン、ブラック×アイスピンクメタリックというツートーンカラーがラインナップされているようです。

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2021年7月 6日 (火)

7/6の傍観車

 白いルーフに赤いボディーの現行トヨタ・ヤリスを見かけました。

 ミニやスズキ・ハスラーなどではお馴染みのカラーリングですが、ヤリスの場合、AピラーからCピラーにかけてのアーチ状のルーフ全体が白いというところがミソですね。これが丸っこいウェッジシェープのボディーと相まって、斬新で独特な存在感を醸し出していると思います。

 「アヴァンギャルドのトヨタ」の面目躍如といったところでしょうか。

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2021年7月 5日 (月)

7/5の傍観車

 ニュービートルは、その後の2011年にフルモデルチェンジを受け、ザ・ビートルとなりましたが、2019年には生産を終了しましたよね。

 その理由は、環境対策の限界等、いろいろと言われていますが、やはり残念という思いが今でも強いです。

 まあ、そう思っている人は多いので、そのうちEV化して再登場という可能性も高いものと考えますが…

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2021年7月 4日 (日)

7/4の傍観車

 黄緑色のオリジナルVWビートル(タイプ1)を見かけました。

 1998年にリバイバルされたニュービートルですら、最近は見かけることが少なくなっているので、新鮮に映りましたね。

 コンパクトカーというより軽自動車に近い寸法ながら、鎧のような塊感のあるデザインで、存在感はフルサイズのクルマに劣らないのは、さすが永遠のアイコンと呼ばれるだけのことはあります。

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2021年7月 3日 (土)

7/3の傍観車

 再びスズキ・ハスラーの話ですが、現行モデルに関していえば、個人的には、ツートーンより単色塗装の方が似合うような気がしますね。

 特に、先日見かけ傍観車にも書いたホワイト単色のモデルは良かったですね。塊感があるボクシーなボディーにプレーンな白が映えていたと思います。

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2021年7月 2日 (金)

7/2の傍観車

 近年のツートーンカラーブームの火付け役(SUVに限らない場合)といえば、間違いなくBMWミニでしょう。

 2001年に大々的にリバイバルされるや、瞬く間に世界的ヒットとなり、その後のリバイバルブームの火付け役となったのは記憶に新しいところですが、それと同時に、それまで古臭いクルマのイメージだったツートーンカラーを、一気に新しくてファッショナブルなイメージに刷新したのです。

 特にルーフ・ドアミラーとボディーのツートーンという不文律は、他の後追いモデルたちにも踏襲されて定番化し、今につながっています。

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2021年7月 1日 (木)

7/1の傍観車

 SUVに派手なツートーンカラー、すっかり定着していますが、そのもとになったモデルはどれなんだろうと考えてみました。

 1950年代などの古いものではなく、最近のものに限って言えば、ミニ・クロスオーバー(ミニ)かトヨタ・FJクルーザーあたりが火付け役だったような気がしますね。特に、私は、FJクルーザーの黄色と白のツートーンの印象が強いんですが、どうでしょう?

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