7/26の傍観車
水素ガスの安全性について。
昔、これを浮遊用に充填した大型飛行客船、ヒンデンブルク号が爆発事故を起こしたという話を聞いた人は多いでしょう。
かくいう私も、子供の頃、色々な書物でこの話を読んだ記憶があります。また、これによって、世の中には「水素は爆発するから危険」という認識が定着してしまったのも事実です。
そんなことから、水素を避ける風潮が長らく続いていましたが、現代のテクノロジーはそれを克服すべく様々な工夫を凝らし、トヨタ・ミライにも一定の安全性を担保した形で高圧水素タンクが搭載されてします。
ちなみに、万が一、家屋の火災などに巻き込まれて炎に包まれてしまった場合でも、タンクが高温状態になると取り付けた溶栓弁と呼ばれるバルブから水素を逃がすように設計されており、タンク自体が爆発するのを防ぐようになっているということです。
| 固定リンク
コメント