11/30の傍観車
白い4代目レクサス・RXを見かけました。
初代、2代目は、国内でトヨタ・ハリアーとして販売され、大ヒットとなったことは記憶に新しいところです。
今回見かけた4代目は、ガンダムチックな極端な楔形のフォルムで、ちょっとC-HRとの共通点も感じさせますが、先にデビューしたのはこちらなので、国内モデルがレクサスのデザインに影響を受けているということなのでしょう。
白い4代目レクサス・RXを見かけました。
初代、2代目は、国内でトヨタ・ハリアーとして販売され、大ヒットとなったことは記憶に新しいところです。
今回見かけた4代目は、ガンダムチックな極端な楔形のフォルムで、ちょっとC-HRとの共通点も感じさせますが、先にデビューしたのはこちらなので、国内モデルがレクサスのデザインに影響を受けているということなのでしょう。
クルマのガラス系コーティング剤、私が知るところでは「マジックウォーター」という商品が最初ではなかったでしょうか。
当初、何の変哲もない水のようなサラサラの液体をスプレーして吹き上げるだけで、塗装面をガラス化できるということがなかなか理解されず、胡散臭い商品と思われていたようですが、その後、このライセンスをワックスの老舗シュアラスター社が購入、それを基に大ベストセラーとなる「ゼロウォーター」を生み出します。
同社への信頼感を足掛かりにして、このガラス系コーティング剤は一気に世の中へ広まり、当然のようにライバル他社からフォロワー商品も次々と登場しました。
今や、一番身近で手軽なクルマ用コーティング剤として多くのユーザーに認知されていますよね。
昨日書いたマツダ・ロードスター同様、我が愛車の白いアクティバも、ガラス系コーティングを施しています。
これは、新車購入時にディーラー施工してもらったものですが、2年経った今は、上から市販のスプレータイプのコーティング剤をかけています。
正直、以前乗っていた黒いクルマに比べると、艶の出方は地味ですが、水垢などが付いても軽く拭うだけで取れるというメリットの方が大きいため、止められませんね。
白い現行4代目マツダ・ロードスターを見かけました。
ガラス系コーティングをかけているらしく、ボディーは見事なまでに艶々でしたね。
このコーティングによる艶、濃色車だと際立つものの、白などの淡色車では目立ち難いといわれていますが、どうして、この個体は見事なものでしたね。
ダイハツ車のデザインで、もう一台、私の印象に残っているのが、アプローズの初期モデルです。
トヨタからのOEM供給であった、それまでのシャルマンから、完全自社開発による新しいフラッグシップセダンとして1989年、華々しく(「アプローズ」とは喝采の意)デビューしたんですよね。見た目の豪華さばかりが競われていた当時の国産車の中において、驚くほど簡潔・簡素なデザインは、清々しささえ感じさせたものです。
テイストとしては、昨日のリーザ同様、フランス的な穏やかさを持つ大人好みなデザインでしたが、私が特に好きだったのは、フロント、サイド、リアへとスムーズにつながる、丸くてシンプルな造形でした。
私の記憶にあるデザインの優れたダイハツ車。
それは、1982年に登場したリーザとその後継ともいえるオプティです。いわばスペシャルティークーペの軽自動車版と言える存在のクルマでしたが、この頃の通例で、リーザの主力は4ナンバーの商用バンでしたよね。ちなみに私が乗っていたミラ・ターボTRも4ナンバーで、リアシートが直立し、後部ウインドウに鉄の棒がはまっていたのを思い出します。それでも、リーザの丸みを帯びた上品なスタイリングは、当時の軽自動車の中でも出色の出来栄えで、フランス車的な魅力をたたえていたのを思い出します。
ダイハツ車のデザイン。昔から私はシンパシーを感じているんですよね。
強い主張やアクのようなものは少ないのですが、品の良いデザイン性の高さは国産車屈指じゃないかと思います。
しいて言えば、そのテイストは欧州車、とくにフランス車に近いような気がします。
白い4代目ダイハツ・ムーヴカスタムを見かけました。
無駄のないワンモーションフォルムが、今の目で見ても、デザイン完成度の高さを感じさせます。
もちろん、この頃には最新の電子デバイスなどは存在していなかったため、安全性などでは引けを取るかもしれませんが、個人的には、この頃がダイハツ車の頂点だったように思われて仕方ありません。
個人的には、「アヴァンギャルドのトヨタ」は大いに支持できるのですが、一般的には、それほどの支持を得ることは出来なかったようで、近年は、よりコンサバティブなデザインに軌道修正が図られているようです。
とはいっても、「攻めるトヨタ」のことですから、ヤリス・クロスなどを見ても分かる通り、アグレッシブな姿勢は崩さずに、あくまでもデザインの質を高める方向に進んでいるのはさすがだと思いますね。
白い2代目トヨタ・シエンタを見かけました。
2015年にモデルチェンジした当初、黄色にブルーのアクセントというカラーリングのモデルが、広告のメインに使われ、それまでのトヨタに対するイメージを一新させたことで記憶に残っていますね。
ちなみに、その後フルモデルチェンジした4代目プリウスも、同じようなテイストのデザインを採用しており、この2台によって、今につながる「アヴァンギャルドのトヨタ」というイメージが確立したものと思われます。
アヴァンギャルドなクルマ作り。
シトロエンにおいては伝統ともとられがちですが、ホントのところ、当時の技術者たちは、そんな考えはなく、単に理想主義的にクルマを開発していったら、あのようなものが出来上がってしまったんではないかと思うんですよね。
特にオリジナルDSにおいては、とにかく乗り心地を良くしたいという技術者たちのこだわりがひしひしと伝わってきます。
それに対して、現在のシトロエン・DSでは、あえてアヴァンギャルドであろうとする強い意志のようなものを感じます。
この違いをどうとるか、ユーザーによって判断は分かれると思います。
黒いDS7クロスバックを見かけました。
シトロエンから別れたDSオートモビルズが展開するSUVのフラッグシップモデルですが、感じとしてはトヨタに対するレクサスといったところでしょうか。
パッと見の印象は、よくある高級SUVの類型的なスタイリングで、ちょっと凡庸かなと思わせますが、細かいところを見ていくと、よくぞまあここまでこだわったものだと感心するデコラティブな意匠のオンパレードです。
しかも、これがギミックに溢れていて、アヴァンギャルドの権化シトロエンの面目躍如といった感じなのがいいですね。
黒い塗色のクルマ。個人的には、磨き上げてコーティング処理を施したりした時の見栄えが淡色系のクルマに比べて良いので好きですね。
艶の深みが、黒だとより一層映えるためだと思われますが、弱点は塗装面の弱さ(柔らかさ)で、ちょっとした擦り傷がつきやすく、しかも目立ってしまうんですよね。
シックな色合いのクルマ。高級セダンなどでは当たり前な印象になりがちですが、これが昨日取り上げたハスラーのようなカジュアルなクルマだと、とたんにオシャレなイメージが際立つから面白いですよね。
特にソーシャルなイメージもある黒の塗装を合わせるのが、個人的には効果的だと思います。
EV化への波が押し寄せる昨今、FCVは今後どういう位置づけになっていくんでしょうか。
聞くところによると、トヨタなどは、バスやトラックなどの大型車はFCVに、それ以外の中小型車はBEVにという方向性で考えているようです。
であれば、現行のミライなどは、あくまでもFCVを世間に周知させるためのパイロット的な存在で、今後は消滅していくことになるのかもしれませんね。
ユーザー側にも浸透してきたFCVの存在。
今一番のネックは、いうまでもなく水素供給の要となる水素ステーションのインフラ整備でしょう。
でも、FCV自体の数が多くなれば、自然とこの数も増えていくことは間違いなく、鶏が先か卵が先かの話になってしまうのかもしれません。
白い現行2代目トヨタ・ミライを見かけました。
初代は、見かけただけで、「おっ」と声が出たものですが、この2代目は、ごく普通にスタイリッシュなセダンだなという印象で受け入れられますね。
違和感がないように巧みにデザインしたトヨタのデザイナーの実力もたいしたものですが、我々ユーザーもFCVに慣れてきたということが大きいんじゃないでしょうか。
並み居る軽スーパーハイトワゴンのライバルの中で存在感を保ち続けているスペーシア。
昨日書いたデザインもそうですが、もう一つ、スズキ独自のマイルドハイブリッドによるところも大きいのではないでしょうか。
長く乗り続けた際の維持費などに関して不安な部分もありますが、燃費や使い勝手などの面で優位なのは間違いなさそうです。
白い現行2代目スズキ・スペーシアカスタムを見かけました。
登場から4年になろうとするこのモデル、新鮮さは失われていないように思います。
これは、スーツケースに着想を得たデザインが、独創的だったおかげでしょう。ボディーサイドやダッシュボードまわりに繰り返し使われるスリット状のへこみのモチーフが効いていると思いますね。
ロッキー&ライズとクロスビーの差、それはデザインがウィットに富んでいるかどうかではないでしょうか。
電子安全デバイス等は、発売時期が新しいほど優れているにきまっているので、ユーザーが購入後に抱く満足感は、そのクルマが、より普遍的な魅力を備えているかにかかっているものと思われます。
私なら、内外装のデザインであり、質感であり、適切な維持費で長く乗れるかどうかなどでしょうね。
白いトヨタ・ライズを見かけました。
姉妹車のダイハツ・ロッキーと共に、すっかりコンパクトSUVの定番となった感がありますが、個人的には、優等生過ぎて少々面白みに欠けるような気もしますね。
一方、このカテゴリーにはスズキ・クロスビーもあり、こちらは遊び心のある洒落たデザインで、先発ながら存在感があると思います。
クルマのロゴやエンブレム。各社思い入れが大きいものと思います。
時代の変化に応じて、これを変更することも多く、エンブレムを見ることで、大げさに言えば、会社の姿勢が分かるといえるのではないでしょうか。
ところで、単にデザインを見るだけでもこの変遷は面白く、有名なプジョーのライオンエンブレムは、今日までに10回以上も変わっているんですよね。
クルマの車名ロゴ。フォント一つとっても細かく吟味されていることが分かります。
ちなみに、私が好きなのは、ルノー・メガーヌのロゴで、微妙なフォントの形で、気品やシャープなエレガントさのようなものが表現されているのが見事だと思うんですよね。
クルマに付けられる社名ロゴ。最近、個人的に気になっているんですよね。
大文字のアルファベットで離れ気味に配置されたものといえば、昔からポルシェのものが有名ですが、最近、国産車でこれに倣うようなものが散見されるようになりました。
昨日書いたMX-30のCピラープレートに刻まれた「M A Z D A 」然り、現行4代目日産・ノートのリアハッチの「N I S S A N」然りです。
確かに趣があってカッコいいと思うんですが、流行なんでしょうか。
白とシルバーのツートーンカラーのマツダMX-30を見かけました。
他のラインナップに比べると、若干、ずんぐりむっくりしたスタイリングですが、個人的には、なかなか高感度なデザインだと思います。
特に、Cピラーに嵌め込まれたステンレスプレートに"MAZDA"のロゴがあるのが最高にカッコいいですね。
ビビッドカラーと言えば、昔から私は黄色いクルマに憧れがあって、いつかは乗ってみたいと思っていました。
以前、黄色と白のツートーンカラーのトヨタ・FJクルーザーが逆輸入されて話題になった時、本気で欲しいと思ったものです。
今でも時々、このクルマが走っているのを見かける度に心躍る気持ちになったりするんですよね。
ビビッドカラーのクルマ、以前のトヨタには多かったように思います。
昨日書いたピンクのクラウンをはじめとして、黄色のアクア、C-HRなどが印象に残っています。
経年変化による退色などには、一抹の不安もありますが、「品質のトヨタ」が提供していることもあり、それなりの対策はされているものと思われます。
ピンク色の14代目トヨタ・クラウンを見かけました。
かなり派手な色ですが、発表当初は結構話題にもなり、限定生産ということもあって良く売れたそうです。
9年経った今見ても新鮮さは変わらず、実車の色は意外に落ち着いた高品質さを感じさせるもので、好感が持てましたね。
今、身近で一番オシャレなSUVといったら、スズキ・ジムニーを挙げる人が多いのではないでしょうか。
特に現行4代目は、原点回帰的デザインが話題になっており、先日書いたジープやゲレンデヴァーゲン、ランドローバーなどとの共通点も多いと思います。
また、プリミティブなデザイン故に、長く飽きが来ないで使えそうなのも良いですよね。
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