4/30の傍観車
自動車メーカーのロゴ、面白いので続けます。
動物がモチーフのものと共に多い、というか、圧倒的多数なのが、抽象的な幾何学形状やアルファベットをロゴにしたものです。
代表的なところでは、メルセデスやフォルクスワーゲン、トヨタ、ホンダなんかがすぐ思い浮かびますが、大抵のメーカーはこのスタイルですよね。
これらに共通するのは、クルマに対するイメージよりも企業の理念を形にしているということでしょう。
自動車メーカーのロゴ、面白いので続けます。
動物がモチーフのものと共に多い、というか、圧倒的多数なのが、抽象的な幾何学形状やアルファベットをロゴにしたものです。
代表的なところでは、メルセデスやフォルクスワーゲン、トヨタ、ホンダなんかがすぐ思い浮かびますが、大抵のメーカーはこのスタイルですよね。
これらに共通するのは、クルマに対するイメージよりも企業の理念を形にしているということでしょう。
メーカーロゴ…自動車メーカーのものを見ると、動物がモチーフというのが多いですよね。
馬(フェラーリ)、牛(ランボルギーニ)、ライオン(プジョー)、ジャガー(ジャガー)、蛇(紋章の一部として)(アルファ・ロメオ)、サソリ(アヴァルト)と、思いつくままに列挙しても、これだけあります。
さらに調べてみると、馬(紋章の一部として)(ポルシェ)、ラム(ダッジ)などもそうですね。
躍動的な姿を自動車に重ねてイメージさせようというわけです。
昨日書いたシトロエンBXの時代、このメーカーのエンブレムは今の有機的なフォルムと違って直線的なものでしたね。
通称「ダブルシェブロン」。これは、ある歯車形状の呼び名なんですが、この特殊な形状を考案したのが、シトロエンの創始者であるアンドレ・シトロエンなのです。
それをそのまま企業ロゴにするというのが、いかにもという感じですよね。
白いシトロエンBXを見かけました。
30年前、私も乗っていたことがあるクルマ…懐かしかったですね。
状態も良く、軽快な走りで去っていきましたが、改めて見ると、意外と小さいクルマだったんだなぁという印象でしたね。
最近また、うちの近所でテスラモーターズのクルマを購入したお宅がありました。
若いご夫婦がユーザーのようで、ご主人が嬉しそうにコックピットのディスプレイを使って設定などの操作をしていました。
いつまでもそこにいて、喜々として操作を続けている様は、かつて初めてバイクを購入し、いつまでもスパナを握って整備の真似事をしていた自分を思い出すようで、思わず微笑んでしまいましたね。
クルマが趣味の対象でなくなる…私たちの世代には考えられませんでしたが、今の若者にとっては別にどうでもいいというような感じですよね。
クルマの免許は持っていて運転もするけど、使うのは家の(親の)クルマで、別に興味の対象ではないという世代です。
もちろん、SNSなど、現在の情報化社会の中では、いくらでも興味をひかれるものはありますから、そちらに行くのは当然と言えば当然なんでしょうが、どこか寂しい感じがしてしまうのは、私が歳をとった証なんでしょうかねぇ…
自動運転、EV化など、クルマを取り巻く環境は大きく変化しつつあるわけですが、その中で、クルマを趣味の対象とするいわゆるマニアと呼ばれる人種にとっては、立ち位置が難しくなっていると言えるでしょう。
新しい時代のクルマと共に行くのか、はたまた、レトロなクルマに特化したマニアとして見切りをつけるのか、どちらにも触手が動く私のような人間には悩み多き状況です。
乗りこなすのが難しいクルマ、テクノロジーが進んだ現在では、あまり聞かれなくなりましたよね。
IT技術を駆使することで、レーシングカーでさえ、微妙な操作に気を遣うことなく、素人でも走らすくらいは出来ると言いますから大したものです。
また現在進行形の自動運転技術によって、クルマは自らドライブするものから、たんに乗って移動するだけの交通機関となってしまいそうな勢いです。
費用の事は関係なく、好きなクルマに乗っていいよと言われたら、あなたはどんなものを選ぶでしょうか?
私なら迷いなくシトロエンDS(もちろんオリジナルモデル)と答えるでしょう。
操作性にも相当なクセがあり、まさに天邪鬼なクルマの代表格的存在のDSですが、それだけに乗りこなした時の満足感も大きいと考えるからです。
クルマを巡るエンスージアスト(好事家)の減少。
もちろん、経済とリンクしているのでしょうが、コロナ禍などと呼ばれたこの2年ばかりでクルマを使う機会も多くなり、このような人種が増えてもおかしくない状況ではあると思います。
ただ価格も大きな耐久消費財であるクルマは、生活に直結もしているため、そこまでの余裕がないということなんでしょうか。
最近、家の近所でイタリア車(特にアルファ)を見かけることがめっきり減ったような気がします。
以前は、赤い145や147など、VW車並みに走っていたものですが、後継であるジュリエッタは、たまに1台見るくらいです。
クルマとしての魅力が下がったとは思いませんが、以前のようなエンスージアストなどと呼ばれる人種が減ったということなんでしょうか?
昨日書いたシトロエンDS。
さすがに生産終了から46年も経っているので、クラシックカー然とした印象は拭えませんが、ハイドロニューマチックをはじめとする、その奇想天外ともいえるメカニズムは、今でも多くのマニアを魅了しています。
合理性が最優先の昨今、DSのようなクルマが登場する可能性は限りなく低いと言わざるを得ないのはホントに残念な話です。
深いブラウンメタリックのシトロエンDSを見かけました。
ウルトラマンの目を思わせるヘッドランプは後期型の証、今でいうレトロモダンなデザインがイケてます。
ルーフとウインドーの感じは、昔、話題になったアダムスキー型UFO(時代を感じます(^_^;))を思わせます。
それにしても、このクルマを見かける度に、古さと新しさが同居する不思議なデザインの魅力を感じますね。
地球環境への負荷を考えた場合、クルマは軽い方が良いに決まっています。
EVにおける最重要部品ともいえるバッテリーは、これまで、その重さがネックになり続けてきました。次世代の全固体電池では、かなりの軽量化が見込まれており、実現の暁には、既存の内燃機関自動車よりも総重量は軽くなると思われます。
ただ、しばらくは「重いEV」の時代が続くわけで、そんな中では、機動力の高い内燃機関の軽自動車もそれなりに存在価値があるんじゃないでしょうか。
リーフが培った日本のEV環境。今、そこに大きく切り込んできた感があるテスラ車ですが、そこに死角はないのでしょうか?
個人的には、テスラがリーフに比べて負い目があるとすれば、その車重だと思います。新しいモデル3などでは大差ないレベルまで詰めてきているものの、それでも一割強は重たいようです。
まあ、これには、航続距離が長いという決定的な利便性があるため、一概に優劣を決めることは出来ませんが、エコカーを語る上で、重量が地球に与える環境負荷の事は外せないと思われるため、あえて書いた次第です。
テスラが日本のマーケットに浸透できた理由の一つとして挙げられるのが、先行して国内販売されていた日産リーフの存在です。
2009年発表、2010年販売開始という量販EVとしては先駆けといえるもので、当時はトヨタ・プリウスに続く日本発のエコカーとして期待も高まっていたと記憶しています。
現行2代目は、初代の未来的なスタイリングから、時流に合ったスポーティーな楔形のフォルムに変貌しましたが、シンプルなBEVという構成は変わりません。
また、Cセグメントハッチバックというサイズ感は、日本のインフラへの適合性も高くて良いと思います。
いつの間にか身近な存在となっていた感があるテスラモーターズのクルマ。
先日も書きましたが、うちの近所だけでも数台は見かけることが出来ますし、クルマとしての変な違和感もほぼゼロです。
新規参入のメーカーにしては、異例の浸透率だと思いますが、これも時流に合ったEVだからこそ実現できたものと思われます。
ショッピングモールのエコイベントに、黒いテスラ・モデル3が展示されているのを見かけました。
注目度はかなり高く、多くの買い物客がその斬新なコックピットを覗き込んでいましたね。
やはり、ディスプレイとステアリングだけが目立ち、あとはガランとした印象の室内はインパクトがあります。
「特別感」の少ないテスラモーターズのEV。
でも、室内に目を移すとその印象はがらりと変わります。
iPadのような大画面の情報端末がインパネ中央にデンと鎮座し、操作系のほとんどをそこに集中させているんですよね。
これは、私のような古い世代のクルマ好きには、かなりインパクトがあると同時に、未来のクルマへの期待感を盛り上げる一助となっているのです。
「新時代のクルマ」について書いてきましたが、最近、私の身の回りに限定すれば、テスラモーターズのクルマを見かけることがめっきり増えてきましたね。
ミディアムセダンのモデルSにはじまり、SUVのモデルX、コンパクトセダンのモデル3は、町内に所有される方がおられます。
デザインも外連味の無いもので、他のクルマの中にあってもEVであることを特別意識させず、違和感なく溶け込んでいますね。
トヨタの水素活用プロジェクトでもう一つ見逃せないのが水素エンジン車の開発です。
すでに、カローラスポーツの水素エンジン車がレースに出場していることはCMなどでもアナウンスされていますが、こちらも注目すべき活動です。
モーターを駆動機関にするのかエンジン(内燃機関)をそれにするのかで、クルマのドライブフィーリングは大きく変わります。
また、水素エンジンであれば、補機類などの既存技術がそのまま使え、すそ野の広い既存自動車産業の維持にもつながります。
しばらくは目が離せない分野だと思いますね。
世界の標準がBEVなら、日本(特にトヨタ)が今、必死に模索しているのがFCV(水素燃料電池車)の道です。
すでに市販化されて、現在2代目に進化しているミライは、水素燃料電池でリアルタイムに発電しながらモーターを駆動して走る電気自動車です。つまり、一旦バッテリーに充電しないと走行できないBEVより進んだシステムということも出来るわけです。
車両自体の小型化と水素供給のインフラ確保が進めば、こちらが世界標準となる可能性もまだまだ捨てきれないと思われます。
日本では、身近なエコカーの代表格として、すっかり生活に馴染んだ感のあるハイブリッドカー。
世界的に見れば、圧倒的にBEVが支持されているわけですが、これも日本の「ガラパゴス化」の一端ですよね。
ただ、その技術にはBEVにかかわる全てが含まれているわけで、いざとなれば、すぐに欧米のレベルに並ぶことは可能だと思います。
昨日取り上げた2011年に登場した初代トヨタ・アクアの大ヒット、懐かしいですよね。
当時、一番の売れ筋だったコンパクトカークラスに初めて登場したHVであるアクアは、予想にたがわず多くのユーザーに歓迎され、しばらくは乗用車販売台数トップテンのNo.1の座を堅持していましたよね。今でいうN-BOXみたいな存在だったのです。
黄色い初代トヨタ・アクアを見かけました。
「コンパクトカーにもハイブリッドを」ということで開発されたということですが、今やこのクラスでもヤリスをはじめ、日産ノートなど、容易に本格的なハイブリッドカーを購入することが出来ます。
ちなみにこの初代アクアは、初代プリウスに搭載されたハイブリッドユニットをリビルトする形で積んでおり、開発経費の低減に寄与したと言われています。
鳥の糞による塗装の浸食などに怯えながら過ごすことを考えれば、クルマに塗装すること自体をやめ、最初からカーラッピングで表面処理することを標準とするのはどうでしょうか?
気分次第で簡単に衣替え(カラー変更)も可能だし、カーライフが大きく変化すること請け合いですよね。
クルマ業界の方には、ぜひ考えてみてもらいたいものです。
可能性が広がるカーラッピングの世界。
スーパーカーを購入したユーザーが、オリジナル塗装の保護のために、あえてカーラッピングを施して乗っているというような話を聞きます。しかも、元の塗色がレッドなら、イエローというように全く違うカラーで楽しんでいるとのこと。
洗車も楽で、ラッピングシートも劣化してきたら張り替えればいいだけなので、これまた楽です。
今はまだ、それなりの費用も掛かることから、一般化しているとは言えない状況ですが、皆がこれを楽しむようになれば、費用もこなれてくることが予想され、期待が持てますよね。
クルマに施された艶消しグレーの塗装、どこか、米軍戦闘機の塗装にも似ており、独特な魅力がありますよね。
手入れが大変なことは昨日までにも書いた通りですが、これをカーラッピングで再現することは出来ないものでしょうか?
わが愛車キャストアクティバのルーフは、ブラックカーボン調のカーラッピング(デザインフィルムトップ)なんですが、手入れが本当に楽で、水拭きするだけで汚れがきれいに落ちるんですよ。
ということで、ちょっと調べてみたら、マットブラックのカーラッピング用シートが既にあることが判明しました。しかも、結構な人気とのこと。
いやぁ、個人的にもちょっとそそられますね。
艶消しグレーのメルセデス・Gクラスを見かけました。
以前も書きましたが、このクルマ、手入れが本当に行き届いており、塗面も汚れ一つなく綺麗な状態なんですよね。
通常の洗車方法が通用しないこの艶消し塗装…どんな方法で、あの綺麗な状態を維持しているのか聞いてみたいものです。
最近のコメント