11/25の傍観車
メルセデス本来の魅力が現在のモデルにどれくらい感じられるか…
モデル呼称を現在の「…クラス」と改めたときを境に、このメーカーは抜本的なコストダウン政策に舵を切ったように思います。
それまでは、「最善か無」の社是に象徴されるように、最良の部材を組み合わせてクルマを作り上げたら、結果的に高価になりましたというスタンスで、コスト管理とは無縁だったようなところがあったと思うのです。ところが、日本の初代レクサスLSがアメリカ市場で大成功し、「コスパ」を無視し続けることが難しくなってしまったという事情がありました。
企業としては、生き残らなくては勝負にすらならないわけで、なりふり構わぬコストダウン政策に突き進む結果となったわけです。
結果、当初のモデル(初代Cクラス、Eクラス)あたりでは、見るも無残な見た目の品質感だったのは間違いありませんでした。
| 固定リンク
コメント