11/30の傍観車
紺色のスズキ・クロスビーを見かけました。
登場から7年が経ちますが、そんなに古く感じさせないところが良いですよね。
また、大き過ぎず、それでいてボリューム感も感じさせる絶妙なボディーサイズもユーザーとしては嬉しいんじゃないでしょうか。
それだけに、時期的にそろそろと言われるモデルチェンジを行った場合、どう変わってしまうのか不安なところはあります。
紺色のスズキ・クロスビーを見かけました。
登場から7年が経ちますが、そんなに古く感じさせないところが良いですよね。
また、大き過ぎず、それでいてボリューム感も感じさせる絶妙なボディーサイズもユーザーとしては嬉しいんじゃないでしょうか。
それだけに、時期的にそろそろと言われるモデルチェンジを行った場合、どう変わってしまうのか不安なところはあります。
今や反主流派であるカワイイ系デザインのクルマ。
それでも、現行モデルとして、それなりに存在はしているようです。
例えば、スズキ・ラパンだとかダイハツ・ムーブキャンバス、登録車ではトヨタ・シエンタなんかがこれにあたるでしょうか。
でも個人的には、もっとぶりっ子系のクルマが好みだったりするんですが(笑)
精悍でスポーティーなデザインが世の中の流れとなっていると思いますが、天邪鬼な私は、今更ながらちょっと前の「カワイイ」系デザインに惹かれるんですよね。
以前の我が愛車、日産・マーチなんかが良い例ですが、イタリアなど欧州車のデザインにも何かと影響を与えた、日本初の文化的ムーブメントとして認知されています。
個人的には、思わず微笑んでしまうような、ホッとしたところが好きなんですよね。
C6のどことなくおっとりとしたスタイリング…昨日も書いたように、最近のシトロエンから失われてしまったポイントの一つだと思います。
個人的にもアヴァンギャルドは嫌いではありませんが、棘のあるものよりユーモラスなものに惹かれるんですよね。
ベージュのシトロエン・C6を見かけました。
うちの近所で時々見かける個体ですが、相変わらずエレガントな佇まいですね。
最近のモデルは何となくアクが強くて、個人的には回避気味ということもあり、このC6をたまに見かけると、ほっとした気分になります。
オーナーカーとしての売れ行きが落ちていったカローラ。そこからの暗中模索は熾烈を極めました。
ハッチバックやクーペ、ステーションワゴンなど車型を増やしたり、本家のセダンは徹底的に高品質化を図ったり、多方面に手を尽くしたことは間違いありません。
最近では、カローラという車名の廃止まで検討されましたが、結局、土俵際で留まり、そんな中でのSUVブーム、カローラクロスの登場だったわけです。
発売当初は、その時、売れに売れていたヤリスクロスやCH-Rに比べて、あまりに保守的で地味なデザインに、やっぱりカローラの時代ではないんじゃないかと思ったものですが、堅実かつ確かな性能、トータルパフォーマンスの高さが専門家達を中心に評価され始め、気がつけば結構なヒット車種となっていたわけです。
この過程なんか、いかにもカローラらしいと言えば言えますよね。
昭和の時代、長らく国民車的存在であったカローラ。
小型車枠に余裕で収まるコンパクトなセダンは、高度成長期のモータリゼーションの先頭を走り続けて来たのです。
その後、価値観が多様化する時代に入っても、一家に一台のファミリーカーとして頑なに存在し続けましたが、次第にクルマは一人一台というようになり、売り上げを落とすようになって来ました。
またバブル期には、「ダサいクルマ」の代名詞的存在として言われることも多くなり、クルマ好きが選ぶクルマではなくなっていきましたね。
白いトヨタ・カローラクロスを見かけました。
日米亜各国で生産されるインターナショナルなモデルですが、なかなかトータルパフォーマンスに優れたクルマだと思いますね。
実際、多くの車をテスティングしているはずの自動車評論家達からの評価が高く、往年のトヨタ車宜しく手堅い車ということが出来るのではないでしょうか。
クルマのグレー塗色について書いてきましたが、実用面で良いこともあるんですよね。
それは、埃や汚れが目立ちにくいということです。特に屋外駐車のクルマは、いくらこまめに洗車やコーティングをしていても、埃はすぐについてしまうもの。それが目立たないというのは、ユーザーとしては本当にありがたいと思うんですよね。
トヨタのグレー塗色で、もう一つ思い出したのが、3代目シエンタです。
こちらは、昨日ちょっと書いたようにオレンジカラー等の差し色がサイドモールなどに使われていて、印象的です。
全体のポップな印象と良くマッチしていて、個人的にはこのモデルのベストカラーだと思うんですが、どうでしょう?
クルマのグレー塗色。国産車では、5代目トヨタ・プリウスのものも印象的ですよね。
スタイリッシュなデザインと、クレイを思わせるドライなカラーリングがよくマッチしていると思います。
アクセントとしてポップなカラーリングを差し色として使うとより映えるんじゃないでしょうか。
グレーの3代目日産ノートを見かけました。
この色、いかにもニュートラルグレーといった感じですが、調べてみるとパールが入っているんですよね。
欧州車から始まった「グレーブーム」。ここ日本でも受け入れられているようです。
初代C6は、C351系ジャガー・XJと並ぶ、個人的に好きなクルマの双璧に君臨する存在です。
どちらも、モダンさとエキセントリック、エレガントさが三位一体となった絶妙なデザインで、こんなスタイリングを生み出すことができたデザイナーを限りなく尊敬する次第なのです。
クリーム色の初代シトロエン・C6を見かけました。
私も知らなかったのですが、調べてみたらモデルチェンジした2代目が中国で販売されているとの事です。
写真で見る限りですが、コンサバ傾向の4ドアセダンになっており、個人的には少々残念な感じがしたんですが…
大胆に変貌したクラウンがヒットしたことは、トヨタにとって大いに追い風となったことは間違いありません。
その後の5代目プリウスを見ても勢いに乗っていることは明らかです。
かつて80点主義なんて言われた頃のトヨタを知る身からすれば、隔世の感がありますね。
白い16代目トヨタ・クラウンクロスオーバーを見かけました。
大幅なコンセプトとデザインの変更に賛否両論渦巻いたのが一昨年前のことでしたが、これだけ街で見かけることが多いということは、これで正解だったといってもいいのではないでしょうか。
でも、一番驚いたのは、世代交代必須と思われたユーザー層ですが、意外や意外、古くからのシニアユーザー達も結構追従していることです。
クルマの完成度が一番高いと言われるのが、モデル末期であることは洋の東西を問いません。
かくいう私も、現在の愛車は、このモデル末期に購入し、満足感が高かったことを考えると、間違いないと思います。
ただ、デザインのオリジナル感を味わいたいのなら、初期モデルに軍配が上がるかもしれません。
特に国産車は、ユーザーの目を引くためのフェイスリフトを行うため、品質感は向上しても、オリジナルのシンプルな良さが失われていることが多いですから…
クルマのマイナーチェンジ。欧米(とくにヨーロッパ)と日本では、考え方にだいぶ違いがあるようです。
日本では、4〜8年程度のフルモデルチェンジまでの期間に、数回のフェイスリフトを主としたマイナーチェンジを行うことが多いですが、欧米では、その代わりに、毎年改良を行うイヤーモデル制を敷くメーカーが多いのです。
セールス的には、目を引くマイナーチェンジを行う方がいいのかもしれませんが、個人的には、毎年、地道に改良を続けるイヤー制の方がメーカーとしての誠意が感じられると思うのですが、どうでしょう。
グレーメタリックの初代ジープ・レネゲードを見かけました。
この個体は、比較的新しいモデルのようで、ランプ周りや各モールなどの仕様が、発売当初のものとはだいぶ違っていました。
それでも、元々のポップさを生かしながらのデザイン的ブラッシュアップは、なかなか上手くいっているなという印象でしたね。
レガシー試乗の続き。
当時私はメルセデス・Eクラスステーションワゴン(S124)に乗っていたんですが、驚いたことに同社の代表的装備であったスタッカートゲート式ATシフトをこの3代目レガシーツーリングワゴンは採用していたんですよね。
多分、その頃、メルセデスの特許が切れたため実現したんだと思いますが、この操作感がなんともチープだったことを覚えているんです。
本家のものは、いかにも作りの良い重厚な金属部品が作動している「カチッカチッ」という感覚があるんですが、レガシーのそれは、いかにもプラスチッキーで頼りない「サクッ」という感覚だったんです。
その他の作りが悉く欧州車レベルだっただけに残念なポイントとして記憶に残っているんですよね。
3代目レガシーツーリングワゴン、試乗した際の記憶がいまだに残っていますね。
その日ディーラーに用意されていたのは、先日見かけたのと同じ白いツーリングワゴン GT-B E-tuneというモデルで、オプションのマッキントッシュ製オーディオも装着されていました。
また、サッシュレスドアにもかかわらず、重厚な開閉感に驚き、国産車もここまで来たかと感動したことを覚えています。
白い3代目スバル・レガシーツーリングワゴンを見かけました。
5ナンバーサイズ時代最後のモデルとして今に語り継がれる名車ですが、もうあれから26年経っているんですよね。
間違いなく当時、欧州車に対抗できる数少ない国産車の筆頭であったこのクルマ、試乗会の初日にディーラーを訪れたことを思い出します。
黒い初代ホンダ・N-BOXを見かけました。
連日書いているホンダの挑戦者意識で生まれたといっても過言ではない同車。当時、ホンダの軽自動車は、ダイハツ、スズキの後塵を拝し、低迷期にありました。そんな中、捲土重来を掛けて開発が始まった新生Nシリーズ(元祖は言うまでもなくN360)の第一弾がこのクルマだったわけです。
全てを一から新たに設計し、ぶっちぎりのナンバーワンを取るという意気込みで開発は進み、発売されるや否や、瞬く間に大ヒットとなりましたよね。
ホンダに独自性の高いクルマが多い理由。それは創業者の本田宗一郎のおかげかもしれません。
根っからの技術者で、人と違うことに価値を見出す天邪鬼な性格は、本田技術研究所という場で開花します。
スーパーカブ、N360、シビック等々、時代を先駆ける自動車(バイク・四輪車)を世に送り出した功績は計り知れず、同社の伝統として根付いたものと思われます。
没後33年となった今でも、彼の後継者たちが意を引き継ぎ、チャレンジングスピリット溢れる斬新なクルマを模索し続けています。
ホンダのSUVって、ホントに独自性の高いものが多いですよね。
古くはバモスホンダに始まり、昨日のクロスロード、Z、エレメントなどなど、枚挙に頭がありません。
どれも時代を先取りしたコンセプトで、当時は人気がなかったとしても、今見ると的を射ているものばかりで、あらためて感心してしまうんですが、こと商売という点では疑問符がついてしまいますよね、
グレーメタリックの2代目ホンダ・クロスロードを見かけました。
ストリームから派生した3列シートのクロスオーバーSUVで、4285㎜というコンパクトな全長が印象的です。
それにしても、そのまま再販してもいいような全然古びたところがないスタイリングで、「やるなホンダ」という感じでしたね。
現在販売されている復刻版ランクル70。
個人的には、丸目のヘッドランプを採用しているところがグッときますよね。
ちなみにこれ、最新のLEDタイプとなっており、光量の確保と省エネを両立しているところがミソです。
ランクルプラド。この名前も今は無く、250がその後を継いでいます。
ただ、昨日見かけた70系プラドは、最新の電子デバイスなどを搭載してアップデートされた上で、現在ランドクルーザー70として再販されており、好評なんですよね。
車両価格がそれなりに上がったものの(480万円)、使い倒せるというコンセプトは変わらず、魅力あるクルマであることに変わりがないというのは嬉しい限りです。
茶色の初代トヨタ・ランドクルーザープラドを見かけました。
無骨な外観は時代を超越した魅力に溢れ、まさに「使い倒せる」クルマといった感じ。
現行のプレミアム化した300系、250系にはないプリミティブな魅力があると思いましたね。
本当に欲しい車は別にありながらも、厳しい懐具合のため、仕方なく選ぶ車ほど悲しいものはありません。
でも現実の車選びの中では、ありがちな話です。
かくいう私も、最近はそんな状況で、少しでもその車ならではの魅力を見つけて、自分を納得させることに躍起になっていたような気がします。
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