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2025年5月31日 (土)

5/31の傍観車

 軽自動車のプレミアムカー。このジャンルに果敢に挑みながら、毎回惨敗しているのが、現在私も乗っているダイハツというメーカーです。

 元々、他社に比べて質実剛健な作りで、「素性」としては問題無し。そこにプレミアムな装備を乗っければ、良いクルマにならないはずがなく、実際、2006年発売のソニカ、2009年発売のタントエグゼなどは、今の目で見ても納得がいく出来であったと思います。

 でも、これが売れない… ソニカなどはテコ入れのマイナーチェンジすらすることなく、たった4年弱でその幕を閉じてしまったんですよね。

 その後、表立ってプレミアムを謳うことはなかったんですが2015年に発売されたキャストに今、私は乗っています。

 オーナーとなってみないと分からない、さりげない部分の満足感も高く、個人的には大いに気に入っているんですが、このシリーズもフルモデルチェンジすることなく、2020年には1代限りで姿を消すこととなってしまいましたね。合掌…

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2025年5月30日 (金)

5/30の傍観車

 連日書いてきたプレミアムコンパクトというクルマのジャンル。

 私は長らくこれを日本の軽自動車に求め続けてきたんですが、なかなかメーカーは動いてくれませんでしたね。

 たまに、それに近いコンセプトのクルマは登場したりもしたんですが、どういうわけか、これがどれも全く売れない…

 歯がゆい思いをしていたものです。

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2025年5月29日 (木)

5/29の傍観車

 大統領も乗っていたと言われるルノーのバカラ。その装備の数々は、いかにもフランスのプレミアムといったものでした。

 革張りのシートは定番にしても、特筆すべきはリアトノカバーの裏に仕込まれた皮の衣装ケースではないでしょうか。

 ここに、男性ならタキシード、女性ならイブニングドレスなどを忍ばせて、高級避暑地なんかへバカンスに行くなどという光景を思い浮かべては、意味もなくワクワクしていましたね(笑)

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2025年5月28日 (水)

5/28の傍観車

 「プレミアムコンパクト」、個人的には何とも魅力的な響きです。

 私が若い頃、ルノーが、「バカラ」という名のプレミアムグレードを展開していて、その中のルーテシア(クリオ)・バカラに憧れていたのを思い出します。

 このクルマには当時のミッテラン大統領がプライベートで乗っていて、お忍びで愛人に会いに行っていたとかいないとか、まことしやかに噂されていたものですね。

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2025年5月27日 (火)

5/27の傍観車

 ブロンズ色の日産・オーラをみかけました。

 ハード面を見るとノートの上位グレードといった印象が強いんですが、メーカー側では、あくまでも単独のプレミアムコンパクトとして訴求していきたいようです。

 でも、これが当たって結構なヒットとなっていることは皆さんご存知の通りです。

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2025年5月26日 (月)

5/26の傍観車

 フリードに近いサイズの小型ミニバン。かつては色々ライバルが存在しましたよね。

 中でも私が印象に残っているのが日産・キューブですね。

 横開きのリアドアを生かした左右非対称のボディースタイリングは、発表当時、とても斬新でお洒落なデザインだと思ったものです。

 その後登場した2代目も基本コンセプトはそのまま、より曲面を強調した有機的フォルムで、個人的にもお気に入りのデザインでした。

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2025年5月25日 (日)

5/25の傍観車

 3代目フリードが、より上級なイメージを与える理由。私が考えるに、それは水平基調のデザインを採用しているからではないでしょうか。

 対して先代までのデザインは、徹底したウェッジシェイプ(楔形)で、スポーティーさや躍動感を強く感じさせるものでしたから、より若々しくカジュアルな印象が強かったんだと思います。

 まあ好みの問題といったらそれまでかもしれませんが、ユーザーの年齢も高齢化しつつあるため、順当な判断だったのかもしれません。

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2025年5月24日 (土)

5/24の傍観車

 白い3代目ホンダ・フリードAIRを見かけました。

 先代と比べても、サイズはさほど変わっていないものの、ステップワゴンなど中堅ミニバンのようなイメージが強くなってきましたよね。

 このことが、軽快さが売りだった先代までのフリードを支持するユーザーにどう受け入れられるのか気になります。

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2025年5月23日 (金)

5/23の傍観車

 今やセレブ御用達の定番となった「ザ・高級車」レインジローバーに比べると、ディフェンダーは、道具としての様式美を高めた結果生まれたプレミアム感を感じられるという点で、より魅力的ですよね。

 そこら辺が、オシャレに敏感なクリエーターと呼ばれるような職業のユーザーにもウケているんではないでしょうか。

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2025年5月22日 (木)

5/22の傍観車

 プレミアム感を味わえるディフェンダー…初代ではあり得ないことでしたよね。

 でも、泥だらけで無造作に使い倒すというイメージがぴったりだった初代も、あれはあれでよかったんですが…

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2025年5月21日 (水)

5/21の傍観車

 昨日書いたディフェンダー。ボディーカラーが白色だったため、より大きく堂々として見えたんだと思います。

 またSUVながら、エレガントで上品なイメージがある色のため、高級感も増していましたね。

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2025年5月20日 (火)

5/20の傍観車

 白い2代目ランドローバー・ディフェンダー110を見かけました。

 よりアクティブなショートホイールベースの90と比べると、こちらはだいぶどっしり重厚なイメージで、恐れずにいうとレインジローバーにも負けず劣らずの存在感がありますよね。

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2025年5月19日 (月)

5/19の傍観車

 ロールス・ロイスとプリンス自動車の共通点。それは日本の皇室御用達であるという点です。

 ちなみにプリンス自動車に関しては、クルマ好き・ドライブ好きで知られた当時の皇太子(現上皇)が好んで選択したブランドであったことが大きく影響しているとも言われています。

 いずれにせよ、当時としては破格の新開発6373cc V8 OHVエンジンの搭載など、中島飛行機直系の技術屋集団でなければ成し得なかった偉業だったと言えるでしょう。

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2025年5月18日 (日)

5/18の傍観車

 世界で最も品格が高い乗用車ブランド。

 人それぞれ意見はあるでしょうが、多分多くのクルマ好きはロールス・ロイスと答えるんじゃないでしょうか。

 BMW傘下となった今も、英国工場の伝統的ラインで製造され、名だたるセレブの元に届けられています。

 個人的には、近年のデザイン解釈にとても共感しており、クルマであると同時に極上の手工芸品、調度品のオーラが出まくっていることに感銘を受けます。

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2025年5月17日 (土)

5/17の傍観車

 プリンス・グロリアのような「品格」を感じさせるクルマ。最近、国産車では少なくなりましたよね。

 辛うじてトヨタ・センチュリーがその伝統を今に伝えている程度でしょう。

 世界的にも認知されるに至ったレクサスブランドも、やはり品格となると違うような気がしますし… 

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2025年5月16日 (金)

5/16の傍観車

 サイズ感にも驚かされますが、プリンス・グロリア スーパー6の最大の売りと言ったら、やはり2000cc直列6気筒SOHCエンジンではないでしょうか。

 国産量産乗用車では初のSOHC、小型車唯一の6気筒エンジンは、当時の技術の最先端をいくものだったようです。

 ちなみにこのエンジンが、かの名車スカイライン2000GTに搭載されたわけです。

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2025年5月15日 (木)

5/15の傍観車

 グロリアについて続けます。

 私が見かけたその個体ですが、ボディーにはプリンスのバッジしか見当たらず、おそらく日産との合併直前のロットなのではないかと推測されます。

 また、車体サイズですが、この時代のクルマ独特のマジックで、誰がどう見ても堂々たるフルサイズセダンといった趣きなものの、実際のサイズは、全長4650mm全幅1695mmの現在でいう5ナンバーサイズということに驚かされます。

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2025年5月14日 (水)

5/14の傍観車

 グロリアというと、今はなきプリンス自動車が産んだ名車なのですが、多くの人にとっては日産・グロリアの印象の方が強いのではないでしょうか。

 1959年、初代が発売されてから2代目の途中、1963年までがプリンス自動車単独のバッジ。その後、プリンス・日産の両社名表記を経て、3代目からは完全に日産ブランドとなり、更に4代目からは基本ボディーを共用する姉妹車となりました。

 私が昨日見かけた個体は、その2代目モデルで、ちょうど両社合併の時期に追加発売された最上級グレードということになりますね。

 

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2025年5月13日 (火)

5/13の傍観車

 仕事先のとある住宅街でシルバーのプリンス・グロリア スーパー6を見かけました。

 ガレージに収まっていたそれは状態も良く、60年以上前のクルマとは思えない堂々たる佇まいでしたね。

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2025年5月12日 (月)

5/12の傍観車

 いろいろな恩恵を感じられる軽自動車枠。無くなってほしくないというのが偽らざる本音なんですが、現実的には難しいかもしれませんよね。

 もし改定される場合でも、何かしらの恩恵は残しつつ、本当の意味での「庶民枠」として残してもらいたいものです。

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2025年5月11日 (日)

5/11の傍観車

 何度か傍観車でも論じていますが、日本独自の「軽自動車枠」の今後は、未だ指針が出ていないというのが現状ですよね。

 一時、BEVの圧倒的勢いの中、660ccという化石燃料を前提としたクラス分けは完全に形骸化しているという意見が大勢を占め、すわ軽自動車枠撤廃かなどと騒がれたりしましたが、現在は、また化石燃料との共存が言われ始めたりして、混沌とした状況です。

 しばらくは、このモラトリアムが続くんだと思いますが、軽自動車乗りとしてはヤキモキするわけですよ。

 

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2025年5月10日 (土)

5/10の傍観車

 低価格でも重厚感のあるクルマづくりが伝統のように生きているダイハツ。

 でも一昨年から昨年にかけて、まさに晩節を汚す様な不祥事を起こしましたよね。

 冷静に見れば、ユーザーに直接の被害(人命に関わる事故や不具合)はなかったわけですが、多大なる不安を与えたことは間違いない事実です。

 冒頭に書いた美点を今後も追求しつつ、地道に名誉回復に努めてもらいたいものです。

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2025年5月 9日 (金)

5/9の傍観車

 今でこそ、国産各社メインのプラットフォームは、新世代のものが採用されていますが、2017年に登場した2代目ミライースの功績は讃えられて然るべきでしょう。

 個人的には、今でも軽自動車に乗ると、ダイハツとその他メーカーの間には重厚感・安心感の差があるように感じてしまうのです。

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2025年5月 8日 (木)

5/8の傍観車

 ミライース。私も整備点検時などの代車として何度も乗ったことがありますが、毎回、その出来の良さに舌を巻いています。

 とにかく各部の造りがしっかりしていて、軽自動車然とした安っぽいペナペナなところが皆無なんですよね。

 例えば、スロープを降りた後、すぐにステアリングを切って出るようなパーキングでも、車体の嫌なしなりや、サスペンションの底付きが全くありません。

 これは、軽自動車はおろか国産のたいていのコンパクトカーでも難しい課題で、その実力の一端を知ることができる一例です。

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2025年5月 7日 (水)

5/7の傍観車

 ミライース。発売当初は、低価格と燃費性能ばかりが話題になっていたと思いますが、時間が経つにつれ、この車の核心はそこではないことに気付くことになりました。

 現在、ダイハツの軽自動車はDNGAと呼ばれるプラットフォーム(基本骨格)の上に成り立っていますが、この礎となったのが、2代目ミライースに採用されたプラットフォームだったのです。

 それまでのものとは一線を画す剛性とコストパフォーマンスの良さを有し、軽自動車という「引け目」を感じさせない重厚な乗り味を実現してしまったことは、当時の同業他社に衝撃を与えたと聞きます。

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2025年5月 6日 (火)

5/6の傍観車

 シルバーの2代目ダイハツ・ミライースを見かけました。

 あえて書くまでもなく、街中に溢れかえっているごく普通の軽ハッチバックセダンですが、このクルマ、詳しく見れば見るほど、奥深い実力派なんですよね。

 発売から8年経つにも関わらず、車としての核心は古びるがことないのも見事です。

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2025年5月 5日 (月)

5/5の傍観車

 本格的SUV。フルサイズは無理でも、コンパクトサイズなら何とかなるというユーザーの強い味方ががスズキ・ジムニーです。

 三菱・パジェロミニ無き後も孤軍奮闘を続け、原点回帰の4代目モデルが登場するやいなや大ヒットとなったことは記憶に新しいところです。

 また、ライバルの登場が何度も噂されるものの、日の目を見ないということは、それだけこの手のクルマの開発販売が難しいという事の表れだと思います。

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2025年5月 4日 (日)

5/4の傍観車

 都会暮らしに本格的SUV。オシャレな選択肢としてすっかり定着しましたよね。

 また最近は、欧州車を中心に、スタイル優先で2WDのみの展開というモデルも人気になるなど、見た目だけで十分というユーザーも増えつつあるというのが実情です。

 ただ、本物のヘビーデューティーSUVには、絶対的説得力があり、贅沢できるなら手に入れたいと思うのも人情でしょう。

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2025年5月 3日 (土)

5/3の傍観車

 ジムニーとランクルの中間に位置するような本格的SUV…ありそうで無いんですよね。

 そんなことはどのメーカーも承知で、ずっと前から開発は進んでいるものと思われるんですが、現実的な諸問題の前でなかなか実現しないんだと思います。

 まあ、実際に雰囲気だけ本格的に見えればいいというユーザーが大半なのかもしれませんから、外野がどうこう言えることでもないのかもしれませんね。

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2025年5月 2日 (金)

5/2の傍観車

 原点回帰的展開で好評を得ているランドクルーザーシリーズ。

 そこで今、多くの潜在ユーザーが求めているのは、多分、より小型、コンパクトなモデルの登場ではないでしょうか。

 個人的には、スズキ・ジムニーに対抗できる軽自動車の本格的SUVが、ランクルの名でトヨタ・ダイハツ連合から出てくれないかなあという事なんですが…

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2025年5月 1日 (木)

5/1の傍観車

 ランクル250の良い点。もう一つが、フラッグシップモデルの300系と同じGA-Fプラットフォームを採用しているところです。

 プラドよりサイズはアップしてしまい、街中で使うには不便になったかもしれませんが、本格的なタフさを求める向きには大いに歓迎されているんではないでしょうか。

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