6/18の傍観車
N-ONEのデザインソースは、言わずと知れたホンダ初の量産乗用車N360ですが、更にこのクルマのデザインソースが英国車ミニ(BMC)であることも明らかです。
意図的か偶然かは別として、両車が共にリバイバルされ、キープコンセプトのまま代を重ねつつ、熱烈に支持され続けていることは、興味深いですよね。
N-ONEのデザインソースは、言わずと知れたホンダ初の量産乗用車N360ですが、更にこのクルマのデザインソースが英国車ミニ(BMC)であることも明らかです。
意図的か偶然かは別として、両車が共にリバイバルされ、キープコンセプトのまま代を重ねつつ、熱烈に支持され続けていることは、興味深いですよね。
白い2代目ホンダ・N-ONEを見かけました。
プレミアム軽と呼べるクルマがめっきり少なくなった中、セダン系で一人息巻く存在と言えるでしょう。
初代、2代目と、ぱっと見見分けがつかないデザインというのも、どこか芯の太さを感じさせて好きですね。
SDGsなんて言われながらも経済効率化が最優先されるような現実社会。
EVはそんな世の中の矛盾の縮図なのかもしれません。
中国が大量に製造し、余ってしまった未納車が、出荷前プールに野晒しで大量に駐車している映像なんかを見る度に心が痛みます。
バッテリーの問題。大容量のものを使用するEVには大きいですよね。
かつては劣化なく使用できるといわれたリチウムイオンバッテリーも、今では10年くらいで寿命というのが定説になっていますし、かといって交換するには相当の費用を必要とします。
経済的な観点で考えると、現実的な線は、「10年使い捨て」なんでしょうか?
10年以上が経過したEVに搭載されたバッテリー…、三菱・アイミーブなどもそうですが、オーナーの方はどのように対応されているんでしょうか?
まわりにオーナーがいないため、交換したのか、そのまま使い続けているのか知る術もありませんが、ついつい心配してしまいます。
青い初代日産・リーフを見かけました。
今のモデルに比べると、だいぶ「牧歌的(笑)」なスタイリングですが、私はこちらの方が好みですね。
それよりも、登場から15年経ちますが、搭載バッテリーの状態(ヘタリ具合)がどうなのかが気になります。
不人気車好き?の私のクルマ遍歴。現在の愛車ダイハツ・キャストアクティバや26年ほど前に乗っていたトヨタ・ビスタアルデオなんかは良い例なんじゃないでしょうか。
両車とも売上こそ振るわなかったものの、クルマ自体には見るべきものがあり、実際に所有するユーザーからは好評であったこと聞きます。
今のキャストアクティバにしても、軽のプレミアムという、過去何度出しても販売が振るわなかったジャンルにあえて再挑戦したことに、私は尊敬の念を禁じ得ません。
どんなに画期的で優れたデザインでも、必ず好みの個人差(好き嫌い)はありますよね。
昨日取り上げた3代目フリードにしても、賛否両論なくらいですから、製品開発に携わるデザイナーの苦労を思い計ります。
時には批判覚悟でも、新しい方向性を提示しなければ、時代に置いて行かれてしまうこともありますから、売れなければ負けとは単純に言えません。
個人的には、そんなことが理由で、不人気車についつい目がいってしまうのかもしれません。
グレーの3代目ホンダ・フリードを見かけました。
この代から水平基調のボディーデザインとなり、だいぶ印象が変わりましたよね。
個人的には「生活の道具感」が出て、好印象を持つんですが、生粋のホンダファンの中には、スポーティ感が薄れてきてがっかりしたという向きもあるようで、つくづくデザインの難しさを感じますね。
開発期間の短さに反して、後世に残る傑作モデル確定の2代目ミライースですが、そのことが、記憶に新しい例の不正問題を加速させる要因になったことも事実です。
メーカートップがミライース以降のモデルにも、同じような短期間での開発を強制したんだと聞きます。
全ての車が、あのような傑作モデルとなることなど、不可能だということを、改めて肝に銘ずる必要があるんじゃないでしょうか。
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