9/28の傍観車
ここに来て、世界の自動車の流れがBEVに一本化しつつあることは、何度も書いています。
そんな中、頑なにFCVやHV、水素エンジンなどの多方位戦略を採り続けていたトヨタにも、昨年末くらいから変化が見られるようです。
BEV専用プラットフォームの新設に、多額の出資を決断したことなどがそれにあたります。
個人的には、可能性のあるもの(特に水素エンジン)は諦めずに開発を続けてもらいたいと思うんですが、現実の厳しさにも共感せざるを得ませんね。
ここに来て、世界の自動車の流れがBEVに一本化しつつあることは、何度も書いています。
そんな中、頑なにFCVやHV、水素エンジンなどの多方位戦略を採り続けていたトヨタにも、昨年末くらいから変化が見られるようです。
BEV専用プラットフォームの新設に、多額の出資を決断したことなどがそれにあたります。
個人的には、可能性のあるもの(特に水素エンジン)は諦めずに開発を続けてもらいたいと思うんですが、現実の厳しさにも共感せざるを得ませんね。
プリウスが5代目に至ってハイブリッドに固執するという事は、どのような意味を持っているんでしょうか。
世界で初めてこの方式の量産車を発売したというプライドでしょうか、それともBEV一辺倒の世の中に一石を投じる意味合いがあるのでしょうか?
本当の意味でのSDGsを実現する乗用車は、果たしてどの方式なのか、まだまだわからないと思うのです。
白い5代目トヨタ・プリウスを見かけました。
どこか16代目クラウンとも共通点のあるスタイリングで、もう昔の「野暮ったいトヨタ車」の面影は微塵もありません。
今回もHEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の二本立てで、世の趨勢がBEVへまっしぐらという中、戦いを挑んでいますよね。
次世代乗用車の方式は、本当にBEVで決まりなんでしょうか?
もっとも理に適っていて環境負荷が少ない方式が残るとは限らないのがミソで、その時点で、多くのユーザーを確保したほうが勝ちというようなところもあるんですよね。
ということで、その時の流れに押し切られるようにして決まってしまうことへの一抹の不安がありますね。
ボルボといえば、2030年に全新車をEVにすると表明していますよね。
トヨタのように、BEVと同時にFCVや水素エンジンも開発を続けるメーカーとは一線を画す潔い決断のように見えますが、危うさも孕んでいることは間違いありません。
いずれにせよ、各メーカー生き残りに必死というわけです。
白いボルボ・XC40を見かけました。
今日のボルボ人気を象徴するようなモデルで、いろいろな面で新しい魅力に溢れています。
また、感心するのは、往年の名車たちの面影を感じさせるデザインが随所に見られることですね。
今のクルマの価値観は、機能性の高さが一番で、それに伴うスタイリングこそ美しいとされているようなふしがあります。
よって巷には、背の高いタフな形状の車が溢れ返り、宛ら、近代建築の密集といった様相を呈しています。
でも、そんな中に古色蒼然?とした流線型のモデルがあると、私はホッとしたりするんですよね。
今のクルマの価値観は、機能性の高さが一番で、それに伴うスタイリングこそ美しいとされているようなふしがあります。
よって巷には、背の高いタフな形状の車が溢れ返り、宛ら、近代建築の密集といった様相を呈しています。
でも、そんな中に古色蒼然?とした流線型のモデルがあると、私はホッとしたりするんですよね。
空力性能的には不利とされる流線型も、昨日書いたような理由などにより、現在でも採用する車はあります。
その代表と言ってもいいのがポルシェの各モデルではないでしょうか。「The 流線型」と言ってもいいようなフォルムの911を筆頭に、セダンであるパナメーラに至るまで、ことごとくこの形です。
言うには及びませんが、この形を支持するユーザー、クルマファンが多いからこそ、現在に至るまで流線型を固持しているものと思われます。
CXのスタイリングは、典型的な流線型と言えますが、近年の主流は、これより空力性能に優れると言われる楔型に移っていますよね。
確かにフェラーリなどの最新スポーツカーに見られるような先鋭的な意匠もカッコいいんですが、個人的には、優雅な貴婦人を想起させる流麗なCXの流線型の方に、より魅力を感じてしまうんですよね。
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