7/31の傍観車
新時代の生活の友としての乗用車像。
別にBEVにこだわる必要はないと思います。ちょっと前に話題になっていた全固体充電池やワイヤレス給電などの実用化次第では、既存の概念を覆すような新しいコンセプトの乗用車が生まれるかもしれません。
いずれにせよ、SDGsの観点からも満足いくような納得できるものの登場を心待ちしています。
新時代の生活の友としての乗用車像。
別にBEVにこだわる必要はないと思います。ちょっと前に話題になっていた全固体充電池やワイヤレス給電などの実用化次第では、既存の概念を覆すような新しいコンセプトの乗用車が生まれるかもしれません。
いずれにせよ、SDGsの観点からも満足いくような納得できるものの登場を心待ちしています。
BEVが、ごく普通に街中を走り始めて久しいですが、ことデザイン、スタイリングに関しては多少の不満があります。
普及期において、現行乗用車との間であまり違和感があってはよろしくないというメーカー側の思惑もわからないでは無いのですが、それにしても、もう少しワクワク感や挑戦的なデザインを採用してもいいんじゃないでしょうか。
昨日書いたBYDなどの中国勢が、「どこかで見たような」デザインに甘んじている中、日本車が、これぞ新時代の乗用車、生活の友といえる斬新なパッケージを呈することが出来たなら、将来のイニシアティブを取ることも夢ではないと思うんですが、どうでしょう?
白いBYD・シールを見かけました。
デザインは見事なまでの無国籍ぶりで、これがテスラだと言われても、トヨタだと言われても、何の違和感も持たないに違いありません。
そんなクルマですが、BEVのミディアムセダンにして500万円台から600万円台前半までという価格帯は大いに魅力的で、それに惹かれて購入したというユーザーも実際多いんじゃないでしょうか。
昨日は、天邪鬼にとって「旬」だなんて書いたステーションワゴン。
でも、今乗っていると、まわりからは時代遅れでダサいと思われてしまうでしょうね。
ならば、もうちょっと寝かせておいて、ミニバンが時代遅れと言われるようになってから買うというのはどうでしょう?(笑)
時流から全く外れたスタイルのクルマ。
今一番「旬」なのがステーションワゴンなんじゃないでしょうか。
ほんの20年くらい前まで、国産各社、全ての車種にラインナップされるほどの人気を博しましたが、その後のミニバンブームなどで、徐々にその姿が消えていき、今ではスバル・レヴォーグ、トヨタ・カローラツーリング、MAZDA6ワゴンくらいしか私も名前が挙げられない程になってしまいました。
そういえば、ステーションワゴンの日本での火付け役だったスバル・レガシーツーリングワゴンも生産終了しましたよね。
各社から登場した、ちょっとヘビーデューティーなイメージがある使い勝手の良い軽スーパーハイトワゴン。
今やユーザーの一番人気と言っても良いんじゃないでしょうか。
でも、これだけ街に溢れかえると、天邪鬼な私などは、全然方向性の違うオープン2シーターなどに目が入ってしまうんですが。(笑)
SUVテイストの軽スーパーハイトワゴン。もう一台忘れてはならないクルマが三菱・デリカミニです。
以前、eKクロススペースとして販売されていたモデルのフェイスリフト版と言えなくもないんですが、そこはかつてのRVブームを支えた実績がある三菱のこと、パリダカなどで強烈に印象に残っているデリカのイメージをこのクルマに纏わせることで、全く別の新しいクルマと見せることに成功しています。
でもあくまでもイメージですから、このクルマで本気でがれ場などに踏み込むのは御法度です。
ダイハツとスズキの間でコンセプトの頂き合いが繰り返されていた中、最近、この仲間にホンダも参入してきました。
それがN-BOX JOYです。世間では、スペーシアギア、タントファンクロスと同じようなSUVテイストのスーパーハイトワゴンと捉えられがちですが、実際のところは少し違うようですね。
以前もここで書きましたが、SUVよりも肩の力が抜けた、気ままに日常を楽しむためのオシャレなクルマという立ち位置というところが適当だと思います。
こんなところにも「丸パクリはしないぞ」というホンダの意地が感じられ、個人的にはちょっと嬉しかったりもします。
タントの派生車種として登場したのがSUVテイストのタントファンクロスです。
今やダイハツ車の中で最も勢いがあると言っても良いモデルですが、コンセプトはスズキ・スペーシアギアの完全な後追いですよね。
昔からダイハツとスズキとの間では、言わば「コンセプトの頂き合い」が繰り返されており、それで互いに成長してきたという歴史があります。
まあユーザーにとって便利で魅力的なコンセプトのクルマが複数メーカーからリリースされるというのは悪いことではないのですが…
黒い4代目ダイハツ・タントカスタムを見かけました。
不祥事等いろいろあった中で、このモデルももう6年が経つんですね。
通常なら、そろそろ次期モデルの情報が飛び交い始めるころですが、全く先が見えない状況のようです。
革新的だった初代のコンセプトを思い出して、ぜひ、新世代も光り輝くものにしてもらいたいものですね。
主張する事を控える、無表情を繕う時代の空気。
それがそのままクルマのデザインにも反映されているというのが、面白いですよね。
それにしても、「デザインは時代の流れを映す鏡」とはよく言ったものです。
世界的な流れと言えるクルマの細身前後ランプ。
私はどうも、捉えどころのない無表情な人の顔に見えて苦手なんですが、これがトレンドだとなれば、世相の反映なんだろうなと理解せざるを得ませんね。
でも、感情を失った現代人が無表情な意匠のクルマに乗るというのは、何ともねえ…
白い2代目ヒョンデ・コナを見かけました。
私は、このクルマの存在を知らなかったのですが、今回見かけた2代目から日本市場に導入されたということで、BEV仕様のみの導入だそうです。
また、このクルマも、昨日まで書いてきたトヨタのハンマーヘッドデザインと方向性が同じ、細身真一文字の前後ランプ意匠を持ちます。
ちなみにこのスタイルは先に登場したアイオニック5からさらに発展したものとも言え、世界的に前後ランプの存在感を消そうという流れがあるのかもしれませんね。
トヨタのハンマーヘッドデザイン、確かに独自性が高いことは認めますが、これがグッドデザインかと問われると正直戸惑いますね。
LEDランプの薄型小型化によって可能になった形状なものの、ランプの存在感を消してしまうことが、本当にスマートでオシャレなのかというと分からないからです。
個人的には、大きくて丸いレトロチックなヘッドランプの方が、かえって今風だと思うんですが…
ハンマーヘッドデザインの続き。
この意味が、私は今一つわからなかったのですが、よく調べてみると、これはコの字型ヘッドランプの意匠のみを指すのではなく、コの字の下辺が左右で繋がる事で、全体で見ると下向きのハンマーヘッドシャークの頭部に見えるというところから来ているようですね。
そう言われてみると、なるほどオリジナリティーのあるデザインだと思いましたよ。
「ハンマーヘッドデザイン」という名称。どうやらトヨタが名付けて広めようとしているみたいですね。
単にコの字型のLEDヘッドランプの意匠という事なら、ルノーなどの車にも見られますが、どう違うんでしょう?
グレーの5代目トヨタ・プリウスを見かけました。
このクルマが採用する、コの字型のヘッドランプを含むフロントグリルの事を、ハンマーヘッドデザインというのだそうですね。
最近では、トヨタから出るクルマ出るクルマ皆このデザインで、よっぽどメーカーではお気に入りのデザインなんでしょうか。
連日採り上げているランクル70。このモデルが復活したことで、ランクルには300系、250系と合わせて3系統のモデルが並立することとなりました。
それぞれに魅力があり、用途も違うため、より多くの潜在ユーザーを取り込むことが出来たんじゃないでしょうか。
個人的には、更にコンパクトなサイズのモデルが追加されることを切に願っているんですが…
一昨年復活したランクル70。現代の基準を満たすべく改良されたポイントの多さには驚くばかりです。
例えば6速ATの採用。イージードライブに寄与するだけでなく、マニュアルポジションを採用することで、従来のヘビーユースにも対応しようという開発者の執念が感じられます。
また、ステアリングを握るドライバーにとって一番大きいのが、トヨタセーフティーセンス(予防安全パッケージ)の採用でしょう。
これをヘビー系モデルに搭載するのは相当苦心したのではないでしょうか。
白いトヨタ・ランドクルーザー70を見かけました。
2023年に復活したモデルですが、最新の250系に負けず劣らずの好デザインだと思いましたね。
基本フォルムは1980年代らしいガラス面積の大きなスクエア形状なんですが、素性が良いんでしょうかねえ。
また、清々しい白の塗色も、伝統的カラーであるベージュよりモダンな印象を与えていて良いと思います。
日常生活を共にする身近な一台としてN-BOX joyがヒットしているのは本当に喜ばしいことだと思いますね。
ついつい「見た目勝負」に行きがちなクルマの世界でしたが、ここにきて、やっと本来の「生活の道具」として認知されつつあるということでしょうか。
エフォートレスといえば、この言葉を初めてクルマの世界に持ち込んだダイハツ・ミラトコットも、思うように販売が伸びず生産が打ち切られてしまいましたよね。
このクルマ、軽としては異例の乗り心地の良さで、ノンターボにも関わらず、一度ステアリングを握ったら、何処までもこいつで行けそうな気持ちにさせる逸品でした。
今後、隠れた名車として再評価される日が来るかもしれませんよ。
N-BOX joy。地味にいいクルマだと思います。でも、この手のクルマってなかなかヒット車種になり辛いんですよね。
ところが、このクルマに限っては、結構な人気となっているということで、いよいよ日本にもエフォートレスが根付くのではないかという期待をもたせます。
何しろここ数年の日本人は、恒常化する物価上昇や、社会福祉の削減等々、過酷な生活ストレスにさらされ疲弊していますから、色々な意味でエフォートレスな癒しが必要なんだと思います。
カーキ色のホンダ・N-BOX joyを見かけました。
各社が凌ぎを削る軽スーパーハイトワゴンSUV。ここに最後に割って入る形となったこのクルマ、他社のものとは一味違う、いかにもホンダらしいクルマとなりましたよね。
まず、タフギア的な厳つさが全くない素っ気ないフォルムに肩透かしを喰らいますが、よく見ていくと、これが意外なほどに日常のレジャーに生きるようなSUVの本質を突いたコンセプトのクルマであることに気付かされます。
肩肘張ったゴリゴリのSUVの対極にあるような、この脱力系デイユースカーは、ここ数年ホンダが進めてきたエフォートレスの流れの一つの到達点ということができるでしょう。
丸いクルマ、四角いクルマ。
その時々、流行りは変わりますが、それぞれ、その時代を反映したデザインが凝らさせており、後から振り返ってみると、それぞれが愛おしく、愛着湧くものだと私は思います。
やっぱりクルマっていいもんですよね。
丸いクルマが売れる時代、四角いクルマが売れる時代は交互にやって来るなんて言われますが、最近はどちらかというと「四角の時代」にあたるのかもしれません。
特徴としては、厳つい印象を極力排し、どちらかというと肩の力が抜けた、所謂エフォートレスと言われる類のもののようです。
個人的には、嫌いではないんですけれどね。
シルバーの6代目日産・セドリックワゴンを見かけました。
このクルマ、1983年から1999年までの長い期間販売されたモデルです。
これ以上ないと言えるほどの四角四面なスタイリングは、良くも悪くもこの時代を象徴するものと言えますね。
販売終了後に人気となるクルマについて書きましたが、この売り上げは販売元メーカーにもたらされることはありません。
儲かるのは、あくまでもこれを安く仕入れることが出来た中古車ディーラーな訳で、外野で見ている一クルマ好きとしては、何とも複雑な思いですよね。
なんとか、このようなクルマたちの開発エンジニアに名誉と賛辞を贈ることは出来ないものでしょうか。
前の方が良かったと言われるクルマとは別に、販売当時は不人気車種だったのに、年月が経ってから何故か人気が沸騰するクルマもあります。
これもホンダのクルマですが、このヨシキログでも何度か取り上げているエレメントなんかがこれにあたります。
今から思えば、コンセプトがちょっと時代の先を行き過ぎていたと言えなくもないんですが、いずれにせよ不遇なクルマから中古車市場の大ヒットプレミア車種への大出世と言え、ちょっと胸のすく思いがしますよね。
現行より前作の方が良かった(人気があった)モデル。結構多いかもしれません。
以前の我が愛車、日産・マーチなんかもそんな一台じゃないでしょうか。
特に2代目と3代目は、当時世界を席巻した「カワイイ文化」の中で大ヒットとなり、そのデザインも最先端かつ最先鋭のものでしたよね。
私が乗っていた3代目マーチのリアビューなんて、今見てもキュートでデザインコンシャスだと思いますから。
ブルーメタリックの2代目ホンダ・フィットを見かけました。
3代目のエフォートレスなスタイリングに慣れてしまったせいか、エッジの効いたウェッジシェープのボディーが新鮮に映りましたね。
同じことは同じくホンダのフリードやヴェゼルにも言えることで、人によって好みが大きく分かれるんじゃないでしょうか。
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